夏の暑さを吹き飛ばせ!介護医療現場の恐怖体験談・・・パート②

こんにちは、昨日に続き、連日の投稿頑張ります。

さてさて昨日のお話しはどうでしたか?今日も恐怖体験談を書きたいと思います。

今日も二つほど体験談を書きます。

※この先の閲覧は自己責任でお願いします。

①『通り過ぎる何か・・・』

このお話しは介護施設での看取りの取り組みが全国で始まった頃のお話しです。

全国で施設での看取りを行う取り組みが始まった頃です、私が働いていた施設でも例外なく、今後は終の棲み処として、ご利用者さんに最後まで過ごしてもらう取り組みがなされました。

私が働いていた施設は地域柄なのか他の施設より高齢者が多く、夏や冬は体調を崩される方も多く、入院となることがありましたが、看取りの取り組みも始まったことで、ご家族の方から治療で延命するよりも、自然の流れで最期を迎えさせたいとの申し出もありました。

その年の冬の事です。すでに施設での看取りが始まり数人の利用者様をお看取りしていました。

看取りの部屋は建物の一番奥の個室としていたのですが、ここ最近は職員の間でその部屋の近くの雰囲気があまり良くなく近づきたくないと話が上がっていました。

そのなある日の夜勤の事です・・・。

オムツ交換の為、利用者さんの介助で居室を回っていると時折、視界に端に何か通り過ぎる感じがするのです。

忙しいので気にはしない様にしていたのですが、またチラッ・・・

私は他の職員が忙しく動いているのだと思うようにしたのですが、居室を出た際にちょうど人影が部屋に入っていくのが見えたのです。

あの部屋、今は誰もいないはず・・・ゾクッ...背筋にが凍る様な感覚がしたと同時に、

スタッ・・・スタッ・・・、スタッ、ドダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ...!

 

私は寝ている利用者さんを気にもせず、全力でその部屋に走って向かったのです。

部屋の前に来るとドアの擦りガラスから明かりがついているのが分かりました。

他の職員が部屋使ってるのかな?と思い、ノックしてドアを開けるとそこには・・・

誰もいないのです・・・。

その後、他の職員に部屋に入ってないか確認しましたが、そもそもこっちには来てないと。

私が見たのは何だったのでしょうか?誰が明かりをつけたのでしょうか?  終。

 

如何でしたか?今回も怖かったですよね?ちなみに余談ですが、私がうるさく走った為、

不穏になる利用者さんが続出し、忙しい夜勤になった事はある意味恐怖でしたね。

 

では次の恐怖体験談はある意味恐怖体験です。

②『落とし物』

これは私が施設に入職したての頃のお話しです。

先輩方に負担をかけないよう頑張って排泄介助をしていた時の事です。

オムツ交換の必要な利用者さんの部屋に行くため、いつものようにオムツ・陰洗ボトル・下拭きタオル、バケツを持ち、気合を入れながらオムツ交換していました。

気が付くとバケツの中は交換したオムツで一杯に・・・。

一旦、排せつ用ゴミ箱に捨てに行こうと廊下を歩いていた時です、背後から・・・

「〇〇くーん、おとしものしてるよ~」と近づいてくる介護主任に名前を呼ばれた私は振り返り見渡すも何も落ちていません。

私「えっ何もないですけど??」介護主任「もう一度ちゃんと見てみて~」と言います。

もう一度、後ろを見て今度は周りも見渡しますが何も落ちていません。

「えっ何ですか?ないですよ!」と言うと、「足元足元、大事な落とし物だよ~笑」と言われた為、足元を覗くと・・・

確かにあるのですよ、バケツ陰に隠れていた立派な(大)事な落とし物が・・・(笑)

そして足元のすぐそこにある踏んでしまうという恐怖心にゾクッとしましたが、

すぐに介護主任のユーモア溢れる人柄に、好感が持てたのは間違いなかったです。 終。

 

今日の体験談はここまでです。次回も楽しみにしてて下さい( *´艸`)