コロナ間の自宅での過ごし方『回想法』

皆さんこんにちは。最近どうお過ごしでしょうか?

コロナの影響で自宅で過ごすことが多くなったり・・・自宅で仕事をしたり・・・

普段、出掛けているのに最近は家で過ごす方が多くなっているのだなと、感じざるおえません。

そして少なからず、気分が落ち込んだり、ストレスが溜まったりすると思います。

ただ現状出掛けるのが気が引けるのも事実ですよね。

最近はこんな相談が「サービスが使えない時があり家でボーッとしてる事が多くなった」「親の認知症の悪化が心配、何かやれる事はないですか?」う~ん・・・テレビ鑑賞、塗り絵、パズル、クロスワード、読書・・・。

すぐできるけど、意外に道具も必要で家に有りそうで無かったり。

そこで思いついたのが「回想法」でした!!

「かいそうほう?」とは何か!

『回想法』

昔の懐かしい写真や音楽、昔使っていた馴染み深い家庭用品などを見たり、触れたりしながら、昔の経験や思い出を語り合う一種の心理療法です。認知症の方へのアプロ―チとして注目されています。

『回想法の効果』

認知症は、最近の記憶を忘れやすく、昔の記憶は覚えているのが特徴です。昔のことを思い出して言葉にしたり、相手の話を聞き刺激を受けたりする事で脳が活性化し、活動性・自発性・集中力の向上や自発語の増加が促され、認知症の進行の予防となります。また、昔の思い出に浸り、お互いに語り合う時間を持つことで精神的な安定がもたらされます。共有の話題で楽しみ過ごすと不安や孤独感が和らぎ、自分の話を聞いてもらえているという満足感も得られるので、高齢者に多いうつ症状の改善・予防にもなります。

『やり方と必要なもの』

やり方は難しく考えなくて良いんです。

家にある思い出の昔の写真や昔使っていた物などで本人と思い出を語り合うことだけです。

旅行の写真であれば「ここはどこの場所?、誰と行ったの?、ほかにはどんな場所に行ったの?」

このように家族が話掛ける事で本人の昔の記憶を思い出させてあげるといいでしょう。

 

最後に。

家での過ごし方は人それぞれだと思います。

今回、紹介させていただいた「回想法」で家族とのコミュニケーションが取れ、コロナ間の中でも楽しく過ごせれば良いなと思います。